動物の意外性

クジラの生態






地球上にいるクジラを分類すると、ヒゲクジラ、ハクジラの
2つに別れ、両方を合わせて全部86種類になります。

その中のヒゲクジラは14種類、ハクジラは72種類になります。

ヒゲクジラは、ヒゲのような形状のろ過板が口の中に生えています。
このヒゲで、オキアミや小魚などのエサを海水からこしりとって
いるのです。

シロナガスクジラで代表されるような大型のクジラは、
ヒゲクジラに分類されます。

一方のハクジラは、口の中にヒゲではなく、歯がはえています。
この歯を使って魚やイカなどのエサをそのまま丸呑みにします。

マッコウクジラは、18mの大型でありながらもヒゲクジラではなく
歯がはえていてハクジラに分類されます。

イルカは意外と知られていないのですが、ハクジラの仲間に
分類されます。

クジラは人間と同じように肺呼吸をしています。
よく見かける潮吹きは、呼吸をしている状態です。



クジラの水中での行動



 

クジラは、睡眠を水中でとるのですが、右脳と左脳を交互に
休ませながら睡眠状態になるため、どちらかの脳は眠らず
起きた状態になっています。

このため、水中でも溺れたりせず、そのまま泳ぎ続けることが
できるのです。

クジラは水中でも幼児への授乳を行います。
出産と育児まで全てを水中で行うことになります。

幼児は、母親のクジラの子宮内で成長し続けて、出産後は
しばらくの間は母乳で育てられます。

これは意外なことなのですが、クジラは海に住んでいるにも
かかわらず、水分が体から絶えず失われているのです。
このため、水を体内に供給しないと死んでしまいます。

普通の魚の場合は、海水から塩分をろ過してから水分を
取り入れる器官を持っているのですが、クジラには
そのような器官がありありません。

だから、水分のほとんどは、エサから取り入れることに
なります。

クジラはいつも海中を泳ぎ続け、陸に上がることは
ほとんどありません。

もしも短時間でも陸に上がれば、クジラ自身の自重で内蔵が
圧迫されてしまいます。

さらに皮膚も水中から出れば、すぐに乾燥してしまいます。



マッコウクジラはダイオウイカを捕食する




 

マッコウクジラは、歯のあるハクジラの仲間の中では
最大の大きさです。

マッコウクジラは深海で狩りをするのが得意です。
深海の水深1000mまでを10分で潜ることができます。

マッコウクジラは、長い間息つぎしないで深海をもぐり
続けることができます。潜っていられる時間は90分ほどです。

マッコウクジラの体長は、オスで17m前後で、メスでは
13m前後です。オスの中には、体長が20mを超える
ものも目撃されています。

マッコウクジラは、深海に潜んでいるダイオウイカが
好物で、大きな体を維持するには、ダイオウイカのような
大きなエサが必要になるのです。

ダイオウイカの体長は平均でも10mはあり、中には
17mのものを発見されています。



シロナガスクジラは地球上で最大のほ乳類






シロナガスクジラは、地球上において最大の動物であり、
体長は25mにもなります。

これまでに目撃された最大のものには、体長がなんと
33mもありました。

出産直後の幼児でさえも7mもあるのです。

シロナガスクジラの食べ物は、主にオキアミを大量に
飲み込んで、上アゴにあるヒゲでこしりとって食べます。

エサと一緒に飲み込んだ海水は、噴気孔から噴き出すことに
よって外部へ捨てています。

体重が200トンもあることから、体を動かして無駄な
エネルギーを使いたくありません。

これは、意外なことですが、エサを捕るために、大きな口を
開くただけでも相当ののエネルギーを必要とするため、

オキアミの群れがいたとしても、少ない群れの場合は
無視して横切って行くのです。

これは、シロナガスクジラが面倒くさがりやの動物ではなく
わづかの動きでも多大なエネルギーを使うため、これを
回避するための自然の行動と言えるでしょう。

シロナガスクジラは大きいために外敵もいない代わりに
このようにわづかの動きにも多大なエネルギーが必要という
欠点があるのです。



ザトウクジラは世界中で目撃される








ザトウクジラは、世界中のあらゆる海で生息していますが
季節ごとに様々な海域に移動しています。

ザトウクジラは、特に夏の間に多くのエサを取り入れてから
秋になると温かい海へと移動して行きます。

そして、冬になると温かい海で、交尾と出産をして
子育てをします。

ザトウクジラの赤ん坊は、4m以上の大きさのままで
生まれてきて、1年ほどで親から離れることになります。

子供を連れた母クジラの近くには、他のオスのザトウクジラが
一緒に付き添っているときもありますが、これは、母クジラと
交尾するのを狙っているのではないかと考えられています。

春になると、ザトウクジラはアラスカやロシアのような
冷たい海へと移動します。これは、この時期になると
クジラのエサが豊富に発生するからです。

ザトウクジラのエサには、オキアミ、ニシン、タラコなどが
あります。

ザトウクジラのエサの捕らえ方は、エサを海水ごと口の中に
取り入れて、口を閉じてから舌を使ってヒゲのスキマから
海水だけを押し出してから、エサをこすり取ります。



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