膀胱ガンを見逃さないように注意
膀胱がんは男性によく見られて、特に喫煙をしている人の
発症率が高くなるようです。
しかし、その症状がどのようなものかを知らない人も
多いはずです。
膀胱がん、40歳以上の男性に多いことがわかっています。
喫煙する人はしない人に比べると2~3倍多くなっています。
また、化学薬品や染料やを扱っている職業の人が、膀胱がんの
発生頻度が高くなっています。
膀胱は、尿をためる袋状の臓器であり、移行上皮という粘膜が
あります。
そしてこの粘膜より発生するのが膀胱がんです。
膀胱がんの病状が進んでいき、尿管が閉塞するようなことに
なると、尿が流れなくなってしまうため、腎臓が腫れたり
尿管も拡張することになります。
このことにより、腎臓の機能が低下したりする場合も
あります。
さらに、症状が進んでくると、痛みを感じるようになり、
直腸や子宮から出血することもあります。
痛みは、排尿時に特に強く感じてきます。
尿に血が混じっているからといっても、必ずしも膀胱がん
というわけではありません。
だから、このようなときは他の病気も考えられるため、
泌尿器科や腎臓内科の医師に検診を受けた方がよいでしょう。
もしも、膀胱がんが転移を起こすようなことがあると、
腰や背中で激痛が生じるようなこともあります。
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