対処できる熱中症
熱中症とは、暑い環境の中において、体温が下がらない環境
で起こる体の異常状態のことです。
熱中症には、3段階の状態があり、それぞれの段階において
対処方法が異なってきます。
まづ、第1段階としては、次のような症状が出てきた
場合です。
●大量に汗が出てくる。
●目まいがして、くらくらしてくる。
●生あくびが頻繁に出てくる。
●筋肉痛の症状が出てくる。
●
第2段階としては、次のような症状が出る場合です。
●嘔吐する。
●頭痛ぎみである。
●倦怠感がある。
第1,2段階の状態の症状が出たら、病院で往診した方が
よいでしょう。
そして、第3段階の症状は
●けいれんを起こす。。
●発作を起こす場合がある。
●意識障害がある。
この段階では、入院が必要になります。
暑い場所に長く居た場合に、その後に、体調不良に陥る
ようになると、これは、熱中症の確率が高くなります。
こんな状況になったら、すぐに涼しい場所に移動したり
頭に水を流して、頭の裏の延髄あたりを冷やします。
この延髄を冷やすことが、熱中症対策には重要です。
氷のうで体を冷やす場合は、首の左右に2箇所、脇の
左右に2箇所が効果的です。
もしも、ここで意識がなくなった場合には、迷わず
すぐに救急車を呼びます。
病院に行くような場合は、状況を把握している人を
付き添いにした方がよいでしょう。
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