リニア彗星

2013年1月5日に、リニア彗星が地球から4950万kmまで
接近しました。
明るさは8等級で、望遠鏡では白色の美しい尾を観測する
ことができました。
この動画では、かなり神秘的に撮影されています。
リニア彗星は、米空軍とNASAが共同で開発した小惑星探査機
により発見された彗星です。
2000年にもリニア彗星が地球に大接近しました。
その7月23日には、地球までの距離が約5500万kmまで
接近して、双眼鏡でもその姿を見ることができました。
肉眼で見ることも期待されたのですが、7等級ほどの明るさの
ために、難しいようでした。
天体望遠鏡では、リニア彗星の核から大量のちりがはき出されて
いるようすをみることができました。
そして、地球に最接近した後には、彗星の核が徐々にに崩れて
細長く伸びていく様子も観測されています。
このことは、今後は、このリニア彗星は次第に拡散して、
最後には消滅してしまうのではないかと考えられています。
リニア彗星は、太陽系のはるか彼方にあるオールトの雲と
よばれている場所からやって来たのではないかと考えられて
います。
オールトの雲は、多くの彗星が太陽系を取り巻くよう存在
している場所です。
オールトの雲のあたりでは、太陽からの引力は微弱あり
あまり太陽の影響を受けません。
しかし、何らかのはずみで、太陽の微弱な引力により、
太陽の方へと引き寄せられていくのが彗星です。
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