金星についてもっと知る

金星は、太陽系の中で太陽に2番目に近い惑星であり、
大きさも平均密度も最も地球に似ている惑星です。
金星の公転で特徴的なことは、太陽系の惑星の中で
最も真円に近い公転軌道になっていることです。
金星は、「明けの明星」「宵の明星」と呼ばれるように
明け方と夕方に明るく、しかも大きく見えます。
しかし、このようなイメージとは異なり、金星そのもの
は、灼熱で地獄の世界です。
金星の大気は、二酸化炭素(CO2)を主成分として、
窒素もわずかに含まれています。
太古の地球では、金星と同じように、濃厚な二酸化炭素で
覆われていました。
しかし、地球上では次第に冷却してきて、海が形成され
てきて、そこに二酸化炭素が溶け込んだために、
地球の大気中から二酸化炭素が取り除かれたのです。
金星の地表では92気圧にも達して、温度は約460℃の
灼熱状態の環境です。
92気圧というと、地球上では、水深900mの深海と
同じく状況になります。
地表の温度が、奇妙なことに太陽からより近い水星よりも
高温状態になっています。水星は169℃です。
これは、金星が二酸化炭素に覆われているために、
その温室効果によって温度がさらに加算されるのです。
金星の地層は、地表から深さ約30kmまでは
ケイ酸塩からなる地殻が存在します。
金星の中心部分には、金属の鉄・ニッケルからなる核が
あります。
金星の自転は、極端にゆっくりした動きをしています。
地球で117日経過して、金星では1回転を自転する
のです。
金星には厚い大気があるため、宇宙船が金星の軌道を周回
するだけでは、正確なデータを収集することはできません。
そのため、金星の表面に着陸して、サンプルを収集する
必要があります。
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